間伐材
間伐とは、森林において樹木の健全な発育を助けるために一部の木を切ることをいいます。
樹木が成長するにしたがって森林の空間は窮屈になり、個々の木の生長は阻害され、個体間に優劣が生じてくる。そこで劣勢な木や欠点のある木、また立木の過密など全体的な見地から切ったほうが良いと思われる木を切って、残った木の健全な成長を促すことにより生産物の質的な向上をはかります。その時に切った木が間伐材です。
国産材を使うメリット
・間伐をすれば間伐材が出るわけですが、この間伐材を販売しようとしても価格が安すぎて、より安価な輸入材が選ばれてしまうことで作業費用をまかなえなくなります。そのため間伐作業自体が行われなくなり手の入らない人工林が放置されてしまい、間伐されずに弱いまま腐ってしまった木は二酸化炭素を放出するので地球温暖化にもダメージを与えます。
そこでこのような現状を改善するために、日本の林業においても「CO²削減」「環境保全」を掲げ国産材や間伐材の有効利用が叫ばれています。
・国産材を使用することは、地域住民を災害から守ることにつながります。
森林を育てることにより、雨水を一時貯蔵し洪水を防ぐことができ木の根により土砂崩れを防止することができ、災害対策につながるのです。
・木材は生きています。
その土地で育った木材を使用して建てた住宅は、大きな環境の変化がなく住む人と共に生きていけます。
※北陸プレカットは地域の間伐材や国産材を使い、「CO²削減」「環境保全」に貢献しています。
北陸プレカットの石川県産材の出荷量